世界で通用するROEトップ200の業績を見てみた

先日、世界に通用するROEトップ200ランキング- 次のJPX200採用銘柄はここにある!? という東洋経済さんの記事があったので、

ROE以外の業績はどうなのかなーと思って、調べてみた。

 

2位 コロプラ

2位もスマホ向けゲームで急伸するコロプラだ。14年9月期もドル箱の「魔法使いと黒猫のウィズ」の躍進が続き・・・(東洋経済オンラインより抜粋)

 

 

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 昨年の上場から、現在の時価総額は3,000億円超え。

純利益、

2011年9月期⇛2012年9月期は2.75倍、

2012年9月期⇛2013年9月期は10倍以上の成長率。

 ⇛ コロプラの業績詳細

 

 

 

3位 カカクコム

価格比較サイトが手数料収入は想定を上回り、「食べログ」も急成長するなど絶好調だ・・・

東洋経済オンラインより抜粋)

 

 

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2013年3月期の営業利益率は約53%。

規模感は劣るものの、ディー・エヌ・エー2013年3月期の営業利益率約44%を上回る。

高利益率で目立つのはディー・エヌ・エーやグリーなどのゲーム会社だけど、カカクコムは高利益率を生むビジネスモデルだということがわかる。

 

 ⇛ カカクコムの業績

 

 

 

ちなみにこれが2013年3月期のディー・エヌ・エーとカカクコムの比較。

ディー・エヌ・エーROEは第8位)

 

 

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それと下の2枚の画像がROE2位のコロプラと3位のカカクコムの売上高・営業利益の推移比較。

 

 

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 ⇛ ディー・エヌ・エーとカカクコムの業績比較 

 

 

 

 

4位 日本オラクル

続く4~7位もROE30%台と高水準。ここでも日本オラクルソフトバンクエムスリーなどIT・ネット関連が続いた・・・

東洋経済オンラインより抜粋)

 

 4位の日本オラクルの2013年5月期のグラフ。

情報通信業界の平均値が黄色のグラフで、それよりも大きな差を生んでいることがわかる。

 

 

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さらに、売上高の成長率は2年間ほぼ変化なしに対して、

純利益は2011年⇛2012年に比べて、2012年⇛2013年の成長率の方が大きい。

 

 

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 ⇛ 日本オラクルの業績

 

ちなみに、米オラクルの方の業績がこれ。

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営業利益率は米オラクルの方が日本オラクルより上、

ROE日本オラクルの方が米オラクルより上、という感じ。

 

 

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当たり前だけど、日本と米国で全然業績推移も違う。

 

トップ50のうち、上記3社はグラフ見てて面白かったっす。

※画像はPositionStrategyより引用